ASAGAYA
BALI DANCE
FESTIVAL

阿佐ヶ谷バリ舞踊祭
The 21th ASAGAYA Bali Dance Festival
第21回 阿佐ヶ谷バリ舞踊祭
「夢見る約束」
バリ島の踊りと音楽が、
また、阿佐ヶ谷にやってくる!
2022年9月24日(土)
16時開演(15時30分開場)
会場◎阿佐ヶ谷神明宮境内 能楽殿
東京都杉並区阿佐谷北1-25-5
JR阿佐ケ谷駅北口徒歩2分
入場無料
雨天決行(荒天中止)
インドネシア・バリ島芸能の祭典「阿佐ヶ谷バリ舞踊祭」は今年、第21回を迎えます。新型コロナウイルスの感染拡大により2020年2021年の開催が中止になりましたが、ようやく、バリ芸能に関わる国内外の踊り手&演奏者が、神明宮境内能楽殿に3年ぶりに会します。
神聖な空間で行われるバリ芸能の奉納イベントをお楽しみください。

阿佐ヶ谷バリ舞踊祭って?
阿佐ヶ谷バリ舞踊祭について
阿佐ヶ谷バリ舞踊祭は、阿佐ヶ谷神明宮境内でのインドネシア・バリ島の舞踊や音楽の奉納上演をメインに2002年からスタートしたお祭りです。
地元の名物恒例行事「阿佐谷七夕まつり」と同じ時期に行われ、バリ島の芸能を、ワクワクした空気とともに楽しんでいただけるような、そんな催しになれたら、という思いで企画しました。
毎年、バリの古典舞踊やめったに観ることのできない地域の芸能から、近年創作された最新のバリを伝える踊りまで、多くの日本の舞踊家・演奏家を中心にバリ島の舞踊家・演奏家も交えて阿佐ヶ谷の地に集結し、バリ芸能の縦横に広がる世界を披露。会場となる神社・阿佐ヶ谷神明宮の神聖な気配と相まって、バリ島のお祭りの芸能そのままの濃密な雰囲気を、きっと味わっていただけることでしょう。
バリ気分満点の、真夏一夜の物語をたっぷりとお楽しみください。
また、インドネシアのビールや飲み物、軽食を販売する屋台も出店し、楽しさ満載の阿佐ヶ谷バリ舞踊祭。みなさまのご来場を心よりお持ちしています。
■ 阿佐谷七夕まつり
阿佐谷七夕まつりは、JR中央線阿佐ヶ谷駅南口から青梅街道にに続く商店街「パールセンター」を中心に、各商店街で趣向を凝らして行われるイベントです。
始まりは1954年、今や夏の風物詩として多くの人たちに楽しまれる、東京名物のひとつになりました。メインの「パールセンター」では、くす玉飾りや巨大な張りぼてなど、アーケードに吊るされたオブジェが見ものです。

阿佐ヶ谷神明宮は、旧阿佐谷村の鎮守で、御祭神は天照大御神です。政12年に著された『江戸名所図会』によると、日本武尊が東征の帰途、阿佐谷の地で休息し、後に尊の武功を慕った村人が旧社地(お伊勢の森)に一社を建て、伊勢神宮を勧請したのが当宮の始まりといわれています。旧拝殿(三社合殿)は江戸時代の建物で、昭和天皇の御大典を記念し修復され、続いて旧社務所、手水舎等が完成しました。現社務所「神明殿」は第60回の神宮式年遷宮を記念し、昭和48年に竣工。現在の社殿を始め、神楽殿、渡廊、儀式殿、神門等は昭和61年より3年の歳月を費やして整備したものです。また、明治の初めより天祖神社として親しまれてきた社号も御創建以来の社号「神明宮」と復称しました。
(阿佐ヶ谷神明宮 参拝の栞 からの抜粋)

Information
第21回阿佐ヶ谷バリ舞踊祭
「夢見る約束」

<スタッフ>
音響/益子恵一
絵/クドウとモコ
宣伝デザイン/ないとうあい
制作/松重貢一郎 阿佐ヶ谷バリ舞踊祭実行委員会
協力/三樹睦月 藤沢芳子 Ni Nyoman Suciawati 小俣富美香 金子奈々
得田舞美 小沢あつし 風間友紀 Adi Parta Jaya 遠藤忠之 小林隆一 南雲知明
加藤松美 ほか
[主催]阿佐ヶ谷バリ舞踊祭実行委員会
2022年9月24日(土)
16時開演(15時30分開場)
第1部 16:00スタート
1. ガボール Gabor
舞踊:永島玖美、中野愛子、松本妃佐子、村上祐子
歓迎の踊り。3年ぶりの開催となった阿佐ヶ谷バリ舞踊祭の歓びに満ちた幕開けです。祝福と感謝の気持ちを込め、色とりどりの花を撒いて皆様をお迎えします。
2. レゴン・スナパティ・アビマニュ
Legong Senapati Abhimanyu
舞踊:Arjuna Srikandi(アルジョナ・スリカンディ)
乾真梨子、南部純子、野中智子、平田海保子
若きアビマニュは、師匠ドローナ率いる敵軍に立ち向かうよう、伯父ユディシュティラより命を受けます。心配する妻ウタリに必ず戻ると約束しますが、ドローナの強靭な円陣の中に取り囲まれたアビマニュは、全身に矢を受けその命を落としてしまいます。
3. ラントヨ・アルス Rantaya Alus
舞踊:Dewandaru Dance Company(デワンダル・ダンスカンパニー)
河戸ユミコ、松嶋裕子、安谷絵里
男性優型舞踊の基本の動きを繋ぎ合わせた練習曲。川の水が留まることなく流れるような優雅で重厚な動きが特徴です。
4. モンドロリニ Mondrorini
舞踊:Dewandaru Dance Company
川島未耒、新井香江、西﨑美香、早野サカモト葉子
ジャワ島スラカルタのマンクヌガラン王宮の舞踊。女性戦士4名が刀と弓矢で戦う様子を描いています。
5. ペンデット Pendet
舞踊:尾﨑元子、深﨑彩恵子
演奏:Seni Sari Peliatan(スニ・サリ・プリアタン)
國崎理嘉、足立真里子、池田美和、狩野南、忽那亜弥、中山真希子、西尾幸絵、渡邉暢子、城島茂樹
花を撒いて場を清め、神様を迎え入れる歓迎の踊り。寺院で踊られていた奉納舞踊を元につくられ、このプリアタン村のペンデットには、その当時の古いスタイルが残されているといわれています。
6. クビャール・ドゥドゥック
Kebyar Duduk
舞踊:松重貢一郎
演奏:Seni Sari Peliatan
天才舞踊家マリオが1930年代に創出した踊り。ドゥドゥック(座る)の名の通り、ほとんどのパートを座ったまま踊ります。長い腰布と扇子を使い、ガムランの弾ける音と呼応する瞬間の変化にご注目ください。
休憩
第2部 17:28スタート
7. スカル・ジャガット Sekar Jagat
舞踊:金子ゆかり、小林純子、松田由紀子、若林めぐみ
バリ島東部・カランガッサムの神聖な奉納舞踊ルジャンにヒントを得て作られた歓迎の踊り。「Sekar」は香りのよい花、「Jagat」は世界を意味します。花でいっぱいの美しい世界でありますように。平和とコロナ終息に祈りを込めて...。
8. レゴン・クントゥール
Legong Kuntul
舞踊:Bali Kencana(バリ・クンチャナ)
小原妙子、林田圭緯子、深石弘美、細金久美
白鷺のレゴン舞踊。稲の女神が白鷺に姿を変え地上に現れ、平和な世界を喜び豊穣の恵みを与え天に帰っていく物語。レゴン舞踊の形式的な美しさの中で白鷺の餌を探す仕草や仲間と戯れる様子が踊られています。
9. プスパ・メカール Puspa Mekar
舞踊:岩佐律子、風間千晶、河村直美、半田智子、内藤えりか
プリアタン村の歓迎の舞。色とりどりの花びらを撒くことで場を清めるとともに、神々に感謝を捧げ、お客様を祝福します。
10. レゴン・ドゥルガ・デウィ
Legong Durga Dewi
舞踊:井上あきみ、佐味千珠子、富澤香寿美、根津聖羅、宮澤巳起代
病気の夫シヴァ神のために薬となる牛乳を地上に探しに行くウマ。牛飼いは「一夜を共にしないと牛乳はあげられない」といいます。泣く泣く条件をのんで手に入れたウマは持ち帰りますが、それは実は妻の貞操を試すシヴァの罠でした。
11. トペン・ダラム
Topeng Dalem
舞踊:芳野未央
仮面舞踊の一つ。王の踊り。トペン劇の定型ではトペンクラス→トゥア→ダラム→道化→シダカルヤの順で登場します。ダラムは霊的世界の王シダカルヤと対になる存在で、現世の王としてシダカルヤを招く役割を担います。
12. ルジャン・レンテン・プライヨン
Rejang Renteng Pelayon
舞踊:池田美和、尾﨑元子、狩野南、中山真希子、前浜恭子、三宅綾子
成人女性による奉納舞踊。今回踊るのは、プリアタン村のスタイル。プライヨンという曲の形式が使われていることからルジャン・レンテン・プライヨンと呼ばれ、キパス(扇子)を使うのが特徴です。
休憩
第3部 18:59スタート
13. プスパ・レスティ Puspa Wresti
舞踊:Naga Jepang(ナーガ・ジュパン)
高橋恵美子、中谷リナ、新海瑠衣、萩原香織、澤田恵子
演奏:Sekar Djepun(スカル・ジュプン)
瀬戸宏、足立真里子、岡部景子、加藤公敏、木下浩司、木村友里恵、佐々木典子、田仲文、塚原環、塚原尚、西尾幸絵、平川麻木子、平山麻実、藤田栄子、渡邉早織、渡邉暢子、亘寛子、金子ゆかり、皆川厚一、I Dewa Gede Suarnatha、I Ketut Suardana、I Putu Gede Setiawan
いくつかの奉納舞踊から着想を得て作られ、男女で踊る点が他とは異なった、歓迎の舞。プスパは花、レスティは雨を意味しています。花々に彩られた女性、槍を持った男性の勇猛さ、その調和をお楽しみください。
14. バリス・トゥンガル
Baris Tunggal
舞踊:Nova Soblek
演奏:Sekar Djepun
男性系バリ舞踊の代表的な演目で、踊りを始めた男子が最初に習うとされています。戦士の緊張感を表現する独特の身振りが、ガムランの反復音型に即興的な変化のきっかけを与え、踊りと音楽の一体感をもたらします。
15. ガンバン・スリン
Gambang Suling
演奏:Sekar Djepun
プリアタンのグヌン・サリ楽団のリーダーであったイ・ワヤン・ガンドラ氏が中部ジャワの愛唱歌「ガンバン・スリン」(木琴と縦笛)の旋律を引用してバリ風に作曲した器楽曲。1962年の作。
16. タルナ・ジャヤ Teruna Jaya
舞踊:尾形布美子
演奏:Sekar Djepun
女性が踊る男性舞踊の代表的演目の一つ。「勝者の舞」と言われ、血気盛んな若者が成功を勝ち取るまでの喜怒哀楽を、エネルギッシュなガムランのリズムとともに、力強くかつしなやかに表現します。
※ご注意!
●当日はその時点での新型コロナ感染症防止対策のガイドラインに則った対策を取らせていただきますので、客席の配置や人数制限、また屋台等の出店、演目の一部中止など、予定が変更になる可能性があることをご了承ください。
●開場は開演の30分前を予定しています。
●入場は無料。開演中も含め出入りは自由です。
●野外で蚊も多いため、防虫スプレーなどの蚊よけ対策をお奨めします。
●ゴミは各自でお持ち帰りくださいますようお願いいたします。
●お車でのご来場はご遠慮ください。
●出演者・プログラムの一部が変更になる場合があります。
●プログラムの時間は、当日、多少前後することもあります。ご了承ください。
★カンパ歓迎! 本公演は、皆様のカンパで運営されています。
Access
↓今年は中止になりました。
★インドネシア料理やインドネシアのビールなどを販売する屋台が出店します!
出店:cafe Bali Campur
これまでの阿佐ヶ谷バリ舞踊祭
チラシをクリックすると、過去の記録をご覧いただけます。

▶︎ 第 19 回
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